マツダの「CX-3」とホンダ「ヴェゼル」。自動車雑誌でもお互いライバル車として紹介されている車だが、果たして納期で見た場合どちらが早いのだろうか。車の買い替えの購入者にとって納期はけっこう大事なところ。2015年6月時点の最新納期情報を調べて見た。(画像引用:http://www.drivetest.tv/mazda-cx-3-vs-honda-hr-v/)
マツダ「CX-3」とホンダ「ヴェゼル」の最新納期
2月27日に販売開始されたマツダのコンパクトSUVの「CX-3」。現時点で2ヶ月以上経過したが、近くのディーラーで「CX−3」の納期を聞いたところ約2ヶ月との回答を貰った。実は4月の時にもディーラーで確認したが、その時も同じく納期は2ヶ月だった。そのため、納期はこの1ヶ月は横ばい状態だったということだ。
そして、ライバル車のホンダ「ヴェゼル」だが、ディーラーに聞いた所、1ヶ月程度のことだった。去年は納期が「5ヶ月以上」なんて書き込みが一部のネットにあったが、納期はかなり落ち着いている印象だ。
正直「CX-3」と「ヴェゼル」の納期状況は少し意外だった。というのも「CX-3」は3月時点で目標月間台数を上回った!なんてニュースがあり、また、ライバル車である「ヴェゼル」も4月下旬にマイナーチェンジしたばかりのため、全体として納期が伸びるのではと考えていたからだ。
とりあえず、CX-3」と「ヴェゼル」の納期差が1ヶ月以内というのは購入者にとって朗報だろう。納期が著しく違ければ、購入の選択が変わってくるからだ。
マツダのCX-3に傾いている人は早めに商談を!
ただ、「CX-3が欲しいなー」という方は早めに商談にいった方が良いかもしれない。6月7月はディーラーの夏商戦が始まり、各ディーラーとも販売促進キャンペーンをかけるため、受注が増え納期が伸びる可能性があるからだ。その時、仮に「CX-3」の納期が2ヶ月以上となった場合はかなりイタいことが起こる。
それは「クリーンディーゼル補助金」が貰えなくなる可能性が出るのだ。「クリーンディーゼル補助金」とは、国が補助金の予算を編成しており、「CX-3」を購入するとそこから補助金が貰える制度のことなのだが、この補助金には2つのルールがあり、1つ目は補助金予算1000億円到達したら終了、2つ目はナンバー登録が9月30日までのものが対象となっているのだ。
納期が仮に2ヶ月以上となった場合、ナンバー登録のタイミングも当然延びてしまい、最悪9月30日までにナンバー登録が間に合わないという事態になるのだ。
そのため、「CX-3」の購入を考えていれば、早めの商談開始を行う方が賢いだろう。